- Q1. どんな巻き爪でも使えますか?
- Q2. どうして短時間で矯正できるのですか?
- Q3. 爪水虫(爪白癬つめはくせん)でも使えますか?
- Q4. バチ爪でも大丈夫?(先が下方向に丸まった爪)
- Q5. 小さなひびや割れなら使っても大丈夫ですか?
- Q6. 事前準備って、何するの?
- Q7. 何で2種類有るの?
- Q8. AタイプとBタイプの違いは?
- Q9. AタイプとBタイプ・セット品の選び方は?
- Q10. タイプA・タイプBの選択が出来ません。
- Q11.巻き爪ロボを装着する時は「爪は硬い状態」なのに、痛くないの?
- Q12.痛む部分にフックを挿入なんてムリですよ!
- Q13.お湯の容器・量について教えて下さい。
- Q14. 一回で持ち上げられる量の目安は?
- Q15. 温浴時間・湯温管理について教えて下さい。
- Q16. ドライヤーの掛け方にコツは有りますか?
- Q17. 矯正したら、爪と肉の間に隙間ができちゃった。
- Q1 どんな巻き爪でも使えますか?
-
左図のように、巻いた爪の両端の間隔が2㎜以上(フックを掛けるのに必要なスキ間)空いていれば、どんな巻き爪の方でもご使用いただけます。
◆爪の両端が重なっているような重度の巻き爪の方でも、事前に15分程度温浴され、爪・皮膚を軟化させておきますと、巻き爪ロボが装着できる場合があります。
※ただし、爪自体や爪の周囲に異常が無いことが条件となります。
- Q2 どうして短時間で矯正できるのですか?
- ◆髪の毛との比較でご説明します。爪と髪の毛の成分は殆ど同じたんぱく質でできていますから、性質も似ていますし共に死んだ組織で、切っても痛みは有りません。
髪の毛はカーラーで熱を加えると曲線を保ちますが、雨で濡れたり洗髪等で、水分を吸収すると、数分でストレート状に形を変えます。
※爪の厚さは髪の毛の太さの数倍~数十倍ありますので多少時間は掛かりますが、成分は同じであることから、水分と熱を利用することで、痛み無く自由に形を変えたり保持することができるのです。
- Q3 爪水虫(爪白癬つめはくせん)でも使えますか?
- ◆治療を優先して頂き、完治後にご使用ください。症状の程度にもよりますが、爪水虫で爪の組織が変化し、温浴しても爪が軟化せず矯正できない場合があります。
※爪周辺に腫れ・化膿・出血などが有る場合も同様に、治療を優先して頂き、完治後のご使用をお願い致します。
- Q4 バチ爪でも大丈夫?(先が下方向に丸まった爪)
-
◆爪を長めに伸ばしてから矯正して下さい。
太鼓をたたくバチの先端のように丸まった形から
「バチ爪」と呼ばれています。
バチ爪はその形状から、爪の両側を青矢印のように持ち上げると、爪の先端が赤矢印のように下側に倒れ込みますので、初めは爪を長めに伸ばし、伸びた部分で矯正を行って下さい。
二度目からは、徐々に爪の根本側に移動させながら、少量の矯正を数多く実施して下さい。
またバチ爪はその形状から、一般の巻き爪に比べて戻る力が強いことから、戻り予防の「巻き爪ブロック」の併用をおすすめします。
- Q5 小さなひびや割れなら使っても大丈夫ですか?
-
◆矯正すると、ひびや割れは広がります。
使用前に、爪の前面でひびや割れの有無をしっかり確認して下さい。
発見した場合は、爪全体を伸ばしてカットし、ひびや割れのない状態にしてからご使用下さい。
- Q6 事前準備って、何するの?
-
◆フックが掛かり易いように、事前に3のように爪の形を整えて下さい。
◆直前には、マニキュア等は完全に除去してください。(水分吸収の妨げになります。)
- Q7 何で2種類有るの?
-
◆どんな巻き爪でも、「きちんと矯正」する為です。巻き爪ロボによる矯正は、変形部を持ち上げた時の形をそのまま乾燥硬化しますので、美しい爪に矯正する為には、美しい形に持ち上げておくことが条件となります。
爪の大小、爪の厚い薄い、巻きや変形の度合い等々、個人差の激しいどんな巻き爪でも、左右均等の美しい形に持ち上げる為に性能の異なる2種類の商品をご用意しました。
- Q8 AタイプとBタイプの違いは?
-
Aタイプ◇大きく巻いた爪や親指以外の小さな爪にも、柔軟に装着できるように、肩と腕部に4つの関節を持つ構造になっています。
◇爪押え具が5種類付属しています。
※爪の形状・大きさに合わせて、最適な矯正条件を作ります。
◇両側を均等に持ち上げる性能があります。
Bタイプ
◇関節は肩部の2つだけですので、直角以上に変形した爪には対応できません。
◇爪押えは1種類セットされています。(予備が1個付属)
※片側を重点的に持ち上げる為、複数種類は必要有りません。
◇片側を約2倍に力で持ち上げる性能があります。
- Q9 AタイプとBタイプ・セット品の選び方は?
-
まずは、ご自身の巻き爪の形を前方から観察して下さい。
Bタイプ=①の条件で、②の症状をお持ちの方に最適です。
①直角以上には変形していない。
②片側だけが大きく変形又は、両端の爪の厚さが極端に違う
〔大きく変形した部位・厚い部位を重点的に持ち上げることで、左右が均等の美しい爪に矯正できます〕
Aタイプ=②の症状以外の巻き爪の方
左右の曲り・厚さがほぼ均等
※巻き方は軽度~重度の方全てに対応、親指以外の小さな爪にも対応
セット品=直角以上に変形し、片側が大きく変形又は爪の厚さが極端に違う合併症状の方にはセット品をお薦めします。
<セット品の使用方法>
初めに、Aタイプである程度持ち上げます。
↓
Bタイプで下がっている方を持ち上げ、左右を均等に矯正します。
- Q10 タイプA・タイプBの選択が出来ません。
- お手数ですが、爪の正面写真・変形の大きい側の側面写真の2種類をお送り下さい。お写真を基に、当社で判断し選定させていただきます。
- Q11 巻き爪ロボを装着する時は「爪は硬い状態」なのに、痛くないの?
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◆痛くありません。(2重の調整機構が働きます)巻き爪ロボは「バネとネジ」の二つの調整機構を持ち、爪が堅い時はソフトに、柔らかくなったら強力にと、2段階で矯正を行います。
①.バネ調整機構(ソフト矯正)
装着時(堅い状態)と温浴時(軟化進行状態)はバネの力(200g~600gの力)でソフトに自動矯正されます。
②.ネジ調整機構(強力矯正)
軟化完了後には、ネジ込みの力(数kgの力)で強力に矯正します。
- Q12 痛む部分にフックを挿入なんてムリですよ!
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◆装着する前に15分間温浴して頂きますと、痛みが緩和されます。温浴効果で爪と皮膚が軟化し、感覚も鈍くなり、フック挿入による痛みは緩和されます。
この場合は、装着後の温浴時間は10分程度に短縮されても大丈夫です。
- Q13 お湯の容器・量について教えて下さい。
-
容器=足が入る大きさで、深さは15cm以上の物であればどんな容器でもご使用頂けます。
量=湯面が足首に掛かる以上の量にして下さい。(少な過ぎると温度変化が激しい為)
- Q14 一回で持ち上げられる量の目安は?
-
◆安全をみて、2mm以下に抑えて下さい。※持ち上げ過ぎると爪の欠け・割れの危険があります。
※変形量の大きい方は、数回に分けて矯正して下さい。
爪の弾力性や温浴軟化の条件が良い状態であれば、一度に3~5mm程度持ち上げた実績は数多く有りますが、爪が固い方やもろい方は欠け・割れの危険がありますので、一回の持ち上げ量は2mm以下に抑えて下さい。
- Q15 温浴時間・湯温管理について教えて下さい。
-
◆温浴(軟化)時間が不足すると、矯正時に爪が割れ易くなります。温浴時間=爪は吸湿すると一定値まで軟化が進行します。温浴は矯正をスムーズに行う為に、爪を吸湿させ限界値まで軟化させることが目的ですので、普通の厚さの(1㎜~1.5㎜)の方で20分程度、厚い方は、30分程度の温浴時間を確保して下さい。
温度管理=38℃~42℃(温浴開始時は熱めのお湯で、20分後の終了時にはぬるく感じる程度の湯温管理で大丈夫です。また、途中で熱湯を注ぎ足して頂いても問題有りません
- Q16 ドライヤーの掛け方にコツは有りますか?
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◆乾燥が不十分ですと、元の形に戻り易くなります。温風は爪の面全体に掛かるようにして、普通の厚さ(1㎜~1.5㎜)の方で、10分程度(厚い方は15分程度)掛けて下さい。
乾燥硬化が目的ですので、より高温で長時間掛ける程効果は上がりますが、火傷しない程度に近づけてご使用下さい。
- Q17 矯正したら、爪と肉の間に隙間ができちゃった。
- ◆専用の「巻き爪ブロック」をご使用下さい。爪の変形が大きい方は、爪が短時間で矯正されると、肉の変形ははすぐには戻りませんので、爪と肉の間に隙間ができます。
肉の盛り上がり期間は個人差があり、数週間~数か月程度掛かります。
その間は爪を支えていませんと外圧等で元の形に戻り易くなりますので「巻き爪ブロック」で保持して下さい。
また、隙間が少ない方でも、元の形に戻り易い方には「一定期間装着し、爪に矯正された形の癖を付ける」ことで、元の形に戻りにくくなる効果があります。